中央パークアベニュー

中央パークアベニュー

琉球人とアメリカ人が、秩序ある取引のできる場所を作ろうと生まれたのが、ここ中央パークアベニューだ。当初は、通りの開設目的である「商業の中心地」という意味の「BCストリート(Business Center Street)」という名前が付いていた。1950年の開設からしばらくは、健全な商売をする飲食店が主だったが、やがて売春などをする店が増え風紀が乱れて行ったことから、沖縄市主導で1982年に日本人向けのショッピングモール・中央パークアベニューへと生まれ変わった。このときヤシの街路樹と白い屋根の連なる姿の美しさが話題となり、1987年には建設省(現・国土交通省)から手作り郷土賞を受けている。

歴史の遺物としても見る価値のあるのが、中央パークアベニュー。BCストリートの頃の面影を探しながら歩くだけでもおもしろいが、いまでもやはりショッピングモールとして楽しめる場所。ハイセンスな雑貨店や、ディープなマニア商品を取り扱う店が多く並び、ランチからスタートしてぐるりと通りを一周後、夕食まで食べて遊ぶのにもってこいなの通りなのだ。

  • 刺しゅうの店 クレイジーストアー

    刺しゅうの店 クレイジーストアー店舗情報

    どんな難しいオーダーでも引き受けるというcrazy(最高)な刺しゅう職人のいる刺しゅう店。オーダーに合わせて、機械制御と手振り、両方のミシンを使い分けている。壁一面に吊り下がった既成のワッペンは、琉球モチーフ、アメコミ、チームワッペンと、デザインバリエも豊富。価格もお手頃なので、オーダーはまだちょっとという方はこちらをどうぞ。

  • 石鹸工房 La Cucina

    石鹸工房 La Cucina店舗情報

    県外でも人気の沖縄生まれの石鹸工房。天然の最高級素材をふんだんに用い、一つずつ手作りしている。泡立ちが良く、洗い上がりの肌も潤うという質の良さが人気の理由だ。ハイビスカスやパパイヤなど、県産の植物を使ったフレバーソープが豊富。

男性のファッションフリークへのイチ押しは、「刺しゅうの店 クレイジーストアー」だ。オリジナルデザインの刺しゅうが、どんな生地にも刺せるという腕の良い女性職人のいるお店。ポロシャツの胸に付いているような小さなワッペンは、2cm四方から。大きな刺しゅうはつなぎ合わて、どこまで大きくても出来るという。一番多いオーダーは、お客さんの持ち込みのスカジャンへの大きな刺しゅうだというが、それに縛られることなく自由な発想で、イメージをふくらませて欲しい。ここの店ならきっとそのイメージを形にしてくれるに違いない。沖縄発で全国的にも有名な店もある。手作りのナチュラルソープの店、「La Cucina」だ。ハイクオリティで安全な石鹸は全てオリジナル。美容や皮膚の健康を気にする地元女性から支持を得て、広がっていったという。県産の素材を積極的に使っているので、お土産にも喜ばれるにちがいない。

  • BAMBOO CAFE

    BAMBOO CAFE店舗情報

    ジャマイカのスパイスとチキンが主役の家庭料理、ジャークチキンの店。イートインも賑わっているが、基地内から電話オーダーでテイクアウトする人も多い。食事もドリンクも価格は日本基準で、ボリュームはアメリカン。

  • BISTRO Chez 司

    BISTRO Chez 司店舗情報

    本格的なフレンチやイタリアンを、カジュアルに食べたくなったらここへ。メニューはシェフアレンジの創作料理が主なので、ここでしか食べられない味がたくさん。夜な夜な仕事帰りのグループや、カップルで賑わっている。

あちらこちらを巡り、またお腹が空いて来たら、ガッツリ系の食事でシメたくなる。中央パークアベニューは夜の営業の飲食店もたくさんあるので、店選びに困ることはない。そんな中でもちょっと珍しい食事がしたかったら「BAMBOO CAFE」へ。本場ジャマイカから取り寄せたスパイス、ジャークシーズニングに漬け込んだジャークチキンの美味しさもさることながら、一面ターコイズブルーの壁と、南国インテリアが外食気分を盛り上げてくれる。

友人との別れが名残惜しいなら、長くおしゃべりを楽しめる店へ移動しよう。「BISTRO Chez 司」はそんな使い方にピッタリの店だ。ホテルで経験を積んだシェフがつくるフランス、イタリア、中華、日本料理をベースにした創作料理と美味しいお酒が味わえる。空間もおしゃれでリラックスできるので、話にも花が咲くにちがいない。

一度は寂れたこの通り、現在は若い人が開くお店が増え、BCストリートとして建設された頃のように、商業都市として息を吹き返しつつある。

2019年3月現在

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