［6/23-7/17］映画『丸木位里・丸木俊 沖縄戦の図 全14部』＠ミュージックタウン・シネマ

地上戦を生き延びた沖縄の人びとの切実な「ヌチドゥタカラ（命こそ宝）」に共感共苦した
丸木夫妻の「人間といのち」への深い鎮魂と洞察の軌跡をたどる物語。
映画『丸木位里・丸木俊《沖縄戦の図》全14部』

■日時：2023年6月23日(金)〜7月17日(月) ※上映時間が異なります
※ご鑑賞の前に必ず、映画館公式サイトにて上映スケジュールをご確認ください。
ミュージックタウン・シネマ 上映スケジュールを確認する別ウィンドウで開きます
■場所：ミュージックタウン・シネマ（ミュージックタウン音市場）
GoogleMapを確認する別ウィンドウで開きます

映画『丸木位里・丸木俊《沖縄戦の図》全14部』公式サイトはこちら別ウィンドウで開きます

【作品紹介】

『沖縄戦の図』は、《原爆の図》や《南京大虐殺》で知られる丸木位里（1901‐1995）、丸木俊（1912‐2000）の夫妻が晩年、６年がかりで取り組んだ作品。
本作は、その《沖縄戦の図》全 14 部を、のこらず紹介する初めての試み。「空爆」や「空襲」とは全く違う様相を見せた地上戦の真実、戦争に対する告発、未来への祈りが込められている。
制作にあたって、丸木夫妻が沖縄県内各地を訪ねて丹念に証言を集めて歩いた事実。また現場を知る人たちにモデルになってもらうなどし、地上戦や集団自決などの凄惨な場面をリアルに描いたエピソードなどが、関係者の証言や石川文洋氏・本橋成一氏の写真、過去の貴重映像とともに、全14部の作品が映し出される。
さらに大きなテーマである「戦争体験を風化ない」「世代を超えて伝えていく」という思いを込めて、若い唄者、新垣成世が沖縄民謡でウチナーンチュの心を唄う。

監督・撮影：河邑 厚徳　製作：佐喜眞 道夫
ナレーション：ジョン・カビラ / 山根 基世
2023年 ／ 88分 ／ 16：9 ／ 日本 ／ ドキュメンタリー