『旅のネコと神社のクスノキ』刊行記念@プラザハウス ライカムアンソロポロジー

『旅のネコと神社のクスノキ』刊行記念@プラザハウス ライカムアンソロポロジー
開催場所 プラザハウスショッピングセンター(沖縄市久保田3-1-12)
開催日 2022.11.06(日) ~ 2022.11.06(日)
開始 11:00
料金 黒田征太郎 ワークショップ
参加費2,500円※(サイン付き絵本込み)(親子)

池澤夏樹 黒田征太郎  朗読会&トークイベント
参加費 2,500円(サイン付き絵本込み) 

池澤夏樹、黒田征太郎による絵本『旅のネコと神社のクスノキ』刊行記念
日本を代表する2人の作家が沖縄で語る
戦争、命、平和、そして未来のこと。

広島に、建設100年を超えてなお逞しく現存する被曝建築物「旧広島陸軍被服支廠」をテーマに、池澤夏樹と黒田征太郎が言葉と絵と木工を交えた新しい絵本が生まれました。主人公の猫とクスノキの対話を通して、戦争、平和、そして命とは何かを問いかけながら、未来の希望を示唆する物語『旅のネコと神社のクスノキ』が2022年8月に刊行されました。

戦後アメリカ統治下の沖縄に生まれた日本最古のショッピングセンターPLAZA HOUSEの一角、「REMEMBER THE FUTRUE―昔描いた夢を忘れませんように」のコンセプトのもと、過去と未来と夢をつなぎ合わせて語る場所「RYCOM ANTHROPOLOGY/AETHTETICA」へ、作家の池澤さん、画家の黒田さんをお呼びしてこの絵本の出版を記念するイベントを開催いたします。

『旅のネコと神社のクスノキ』刊行記念
池澤夏樹+黒田征太郎 イベントat PLAZA HOUSE OKINAWA

■日時:2022年11月6日(日)
黒田征太郎 ワークショップ
11:00〜 参加費2,500円(サイン付き絵本込み)(親子)30組限定
黒田征太郎さんが子供たちとお話をしながら一緒に絵を描きます。
テーマは「一本の線から」。
お話の後は、コントラバス奏者 松永誠剛さんが演奏。
その音色を描くように、黒田さんがライブペインティングをします。

池澤夏樹 黒田征太郎 朗読会&トークイベント
15:00〜 参加費 2,500円(サイン付き絵本込み)40名限定
池澤さん、黒田さんによるトークショーでは、なぜこの絵本が生まれたのか、制作過程のこと、広島で感じたことなどを語っていただきます。沖縄の地でこの絵本を通して伝えたいことについて、耳を傾けます。お話を聞いていただくのは、スイッチパブリッシング代表、COYOTE編集長の新井敏記さん。
トークショーの後にはコントラバス奏者松永誠剛さんの演奏と、黒田さんのライブペインティングが行われます。 最後に、池澤さんに絵本の朗読もしていただきます。

■会場:プラザハウス RYCOM ANTHROPOLOGY
沖縄市久保田3-1-12 プラザハウスショッピングセンター3階
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『旅のネコと神社のクスノキ』刊行記念@プラザハウス ライカムアンソロポロジー

絵本『旅のネコと神社のクスノキ』について

黒田征太郎さん、池澤夏樹さんのお二人がこの度、手掛けられた絵本『旅のネコと神社のクスノキ』は、広島に残る被爆建物、旧広島陸軍被服支廠をテーマにした作品です。この「被服支廠」は日本兵の被服の製造や保管、分配などを主な目的として1905年に開設された4棟からなる赤レンガの大きな建物です。この建物は、太平洋戦争での広島市への原子爆弾投下の際、爆心地から2670メートルの距離にありながら、倒壊を奇跡的にまぬがれました。その結果、戦中は臨時の救護所、戦後は学生寮、運輸倉庫としても活用されました。

戦争や原爆の凄惨(せいさん)さを体現する貴重な建築として知られ、日本の鉄筋コンクリート造建物としては現存最古級という建築史的価値もあります。1990年代後半からは完全な空き施設となり、耐震性の関係から取り壊し案も浮上しましたが、有志の市民らによる保存運動を受けて、今年5月には4棟すべてが保存される見通しが決定いたしました。
今こそ伝えたい、わすれてはいけない物語です。


▼お問い合わせ
プラザハウスショッピングセンター
ライカムアンソロポロジー
TEL:098-933-1142(11:00-19:00)
メール:rycom-a@plazahouse.co.jp
Facebook:https://www.facebook.com/RycomAnthropology/
インスタグラム:https://www.instagram.com/rycom_anthropology/